このちっぽけな世界は自分にとって窮屈でしかない。
だが、じっとしているのも性に合わない。
旅に出ることを決意したホロウルーラーは、
封印していた鬼火を解き放つ。

どっちを向いても敵・てき・テキ！
でも、そんなもんは気にしねぇ！
全部ぶっ飛ばして、燃やし尽くすだけだ！！

相変わらず世界は、邪悪な気配に支配されている。
そんなことはどこ吹く風と嘲笑し、
ホロウルーラーは今日もすべてを燃やし尽くす。

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知りたくないのに、知ってしまう。
世界の裏側の真実こそがそれだった。
見ないフリをしてもよかったが、そういう気質でもない。

「気に入らねぇものは、片っ端からブッ飛ばせばいい！」

覚醒を遂げて強くなった感覚は案外悪くない気分だった。
なんとなくだが、頭を使った戦い方（？）ってやつも
できるようになった気がする。

そんな今の夢は、満足するまで暴れられる世界を作ることだ。
自分の往く道を阻むものは、全て燃やし尽くしてやる！

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