予測不可能な問題児セイバー
聖域の騎士はもちろん、彼女を知る者は皆彼女を「自分勝手」だと表現する。
その自由奔放な性格のせいで、破門されそうになったことも何度かあったが、
彼女の活躍によって解決した問題も多く、その行動はある程度黙認されている。
偶然にも、聖域の倉庫から聖なる力を放つ木の棒を見つけた彼女は、
その木の棒の威力を試すべく、モス王国を討伐のために
シルバリア帝国が結成しようとしていた連合軍に入ることを決めた。
すぐに派遣任務へと向かったアウルムによって、モロス地域では
木の棒に殴られて飛んで行くモス王国軍をよく見かけるそうだ。
その後、連合軍の間では「バカ鈍器セイバー」というあだ名で呼ばれるようになる。