冒険者の活躍により、イリスの心象世界は平穏を取り戻したかに思えた。
しかし…消滅したはずの世界が、再びラテールワールドを破壊せんとその姿を現す。

この未曾有の状況を防ぐことができるのは、他の誰でもない
「神の力」を持つイリスだけ…

しかし、今のイリスでは力不足…より強大な力が必要だ。
冒険者は、偉大な超人達が持つ力の痕跡をイリスが継承することができれば
迫りくる脅威から世界を守ることができるだろう、という言葉を耳にする。

そして、再び冒険者はイリスの為に動き始める。

冒険者が、辿り着いた場所…そこは
奈落、もしくは享楽とも呼ばれる地下都市「タルタロス」…

冥王シャイニックが数百年もの歳月をかけて、たった一人で作り上げたが、
その偉大な都市も、今や壊滅しかけている状態だ。

冒険者はシャイニックに事情を説明し、超人として力を貸してくれるよう頼むが、
「つまらない」という理不尽な理由で助力を断られる。
やむを得ず、シャイニックの心変わりを期待しながら
タルタロスに滞在することにした冒険者は、
その間、シャイニックの執事であるメルビックの依頼を受けることになる。

その過程で冒険者は、シャイニックが都市を放置している理由を知ることになり、
しばらく忘れていた「ある存在」の痕跡とも相まみえることとなる…