地下都市タルタロスの主
イーストランドの悪夢が終わりさえすれば、
何か面白いことが起こるだろうと思っていたシャイニックだったが、
待てど暮らせど、そんなことが起こる気配はなかった。
ほんの少しでも日々を楽しむために、
タルタロスの一部区域の再建計画を立てたものの、
それすら退屈で放り出してしまった。
時折、「カーリー」に行ってはダフネのことで頭を悩ませるメディアに
力を貸すことを提案するが、いつも丁重に断られてしまう。
そんなある日、タルタロス近郊で冒険者の気配を感じると、
自然と頬が緩んだ。
「次こそ何か面白いことが起きそうな予感がするのじゃ。」