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混濁した魂が浄化されたある日、
ルセリアは意識を取り戻し、徐々に失った記憶を思い出す。
アガシュラであり魔女でもあるパンドラと戦っている途中で、
呪いによりぬいぐるみになってしまうも、
そのぬいぐるみの中に封印された魔獣の魂を捕らえていることを。
よりによってマンチキン倉庫という
倉庫の中で目覚めてしまったことは口惜しかったが、
ルセリアは改めてパンドラに復讐することを決心するのだった。
しかし、そこに突如現れたパンドラに
「元の姿に戻してあげるから、
方法が見つかるまでは新しいぬいぐるみの中に入っていて」
と言われてしまった。
その言葉を信じてずっと待っているというのに…
いつまでたってもパンドラは現われない。
グリンダの脅しともとれる言葉により、マンチキン倉庫の見張りをしていたある夕方、
ルセリアは倉庫の中に閉じ込められる理由となった"あの存在"と再会することになる。
黒い龍の子孫で、
昔から双子のチップと共にエメラルディアを守る役割を担ってきた。
しばらく何をするわけでもなく、その地での生活を送っていたところ、
ドロテアが始めた儀式の演奏を聞いてやるべきことを思い出す。
それは、封印されたエメラルディアを人間の世界と繋げること…
エメラルディアの住民ですらないドロテアが
急かしてくるのが気に入らないが、
それでも、しばらくはその言葉に従っておくつもりらしい。
チペタにとってドロテアがどういう人物なのかなど大して重要ではない。
ただ単に綺麗だから気に入っただけなのだから。
黒い龍の子孫で、昔から双子のチペタと共に
エメラルディアを守る役割を担ってきた。
しばらく何をするわけでもなく、その地で燻っていたが、
ドロテアが始めた儀式による演奏でやるべきことを思い出す。
それは、
封印されたエメラルディアを人間の世界と繋げること…
エメラルディアの住民ですらないドロテアが
急かしてくるのが気に入らないが、
それでも、しばらくはその言葉に従っておくつもりらしい。
チペタを働かせようとするドロテアのことが気に入らないが、
久々の仕事で少し心が高揚している自分がいる。
エメラルド色で満ち溢れた城から流れる演奏は
美しさを超え、夢幻とも言える音色であった。
悲しみを乗り越え、幸せな夢を見ようという楽曲だったが、
濃い闇が纏わり付いた演奏は
本来の意図とは違う形で広がっていくのだった。
現実と裏面の間の堅固な壁を壊し、
闇が目覚める悪夢という形で。
演奏者ドロテアは
自分の演奏がエメラルディアの外にいるグリンダに届くことを願った。
それと同時に、閉じ込められている魂も外に出ようと
現実と裏面の境界にある壁を叩き続けた。
その結果、
エメラルディアを訪れた冒険者との新たな出会いが生まれた。
マンチキン倉庫で暴走した魔力の影響を受け、あらゆる物と融合してしまった宝箱。
巨大な倉庫の中を飛び回り、目に見えたものは全て飲み込んでしまう。
それは本来の宝箱の役割でもある収集欲に忠実なだけとも言える。
それによって、あるべきものが消えたり
物を探しに入った精霊や人々が消えてしまうことが多々ある。
食べられた者達の身に危険があるわけではないが、
どの宝箱の中にいるのかがわからないので、
すべての宝箱を開けてみないとわからないのが問題だ。
皆を美味しいもので饗すことを究極の目標としている料理の精霊。
マンチキン倉庫を拠点にして、
美味しくないものを食べている大陸の人々を探し続けている。
一時はエメラルディアで働いたこともあったようだが、なかなか素性を明かしてくれない。
何もしなくても食べ物を運んできてくれるが、
料理に熱中している時に邪魔をすると怒り狂う。
こう見えて呼び方に敏感なので、料理長、シェフなどと呼んであげると喜ぶらしい。
獣人帝国クリードで暮らしていた「小さなマンチキン」一族の末裔。
暮らしていた村が悪い魔女の襲撃を受けるも、
グリンダに助けられてドロシー村へと定住する。
彼らがやることは、食べて寝て遊んで楽器を演奏すること。
普段は優しく大人しいので、頭をなでたりしても嫌がらないが、
練習の邪魔をすると可愛い顔で体当たりしてくるので要注意。
エメラルディアの空を飛び回る少女がまるで鳥になったかのようなモンスター。
他の生命に興味を抱くことはないが、
エメラルディアに流れて来る様々な感情に蝕まれ混乱している。
痛く悲しく、そして不安な感情に耐えられなかったアルフィアは
その苦しみを与えた人間を探し続けている。
エメラルディアは大きな森を成すほどに、木や草が鬱蒼と茂る場所だった。
しかし、今は木こりと呼ばれる人型の機械装置により、かなり綺麗に整備されていた。
美しい造形にそぐわない部分があれば
適切に切って整えるのが木こりの仕事。
今日も木こりはエメラルディアを歩き回っている。
そんな最中、エメラルディアにふさわしくない部分を見つける。
それは今まさに中へと入ろうとしていた冒険者だった。
エメラルディアのカカシは、一般的なカカシとは違い、城を守るために創られた存在だ。
エメラルディアの主は藁を集めて作ったカカシに魔力を吹き込み、動く姿を観察していた。
創り続けていると、カカシの数はあっという間に部隊を成すほどの規模となった。
藁で造られたカカシの相手は簡単そうに見えるが、それは一対一の時の話。
集団で現れる彼らには、決して油断してはならない。