ボスモンスター

  • かつてゲルダとデボラを守った伝説の雪人
    アルゴス
    はるか昔、雪原には巨大な雪人が存在していた。
    古代時代から存在していた種族だと主張する者もいるが、
    イーオーの記憶では、彼以外の雪人は確認されていない。

    アルゴスは人間に友好的であり、人間と共に外部からの侵入に立ち向かった。
    しかし、“束縛”の力によって、ゲルダに『地獄』を生み出してしまう。

    人々は力を集めてアルゴスを捕まえ、つらら監獄に収容した。
    当時のイーオーはまだ幼く、他の者達ではそれ以外に対処の方法がなかったのだ。


    つらら監獄に封印されていたアルゴスだったが、
    デボラ雪原のオーラが弱まり、雪が溶け始めた頃に彼は目を覚ました。
    そして、脱獄するためにつらら監獄の封印を破壊しようとしている。
  • 過去に隠れ、木霊の泉にとどまる古代の精霊
    エコー
    はるか昔、雪原を彷徨い泉に辿りついたイーオーの前に、
    古代時代から住まう氷の精霊が現れた。
    イーオーは彼女の良き話し相手として、良好な関係を築いていた。

    二人は共に歌を歌い、語らい、楽しい時間を過ごしたが、
    エコーは決して過去の雪原については口を開かなかった。

    やがて雪原の一部が溶けだしたころ、
    泉の汚染を確認しにきたイーオーは、エコーに襲撃される。
    以降、イーオーは泉に入ることができなくなった。

    その時イーオーが目にしたのは、
    かつての歌が好きで純粋だった氷精霊ではなかった。
    穢れた精霊と束縛された者達を率いる、“怪物”の姿だった。
  • エコーに逆らえない水の精霊
    リリオープ
    イーオーと同じ時期に生まれ、泉に住む水の精霊.。

    エコーの話によるとあまり喋らない、いたずらっ子だという。

    やがて木霊の泉が汚染され、精霊達が狂い始めた。
    リリオープも例外ではなく、辺りに怒りをぶつけるように暴れ始めた。
    だが、そんな行動とは裏腹に、こんな言葉を口にしていた。

    「私を“束縛”から解放して…」