かつてゲルダとデボラを守った伝説の雪人
はるか昔、雪原には巨大な雪人が存在していた。
古代時代から存在していた種族だと主張する者もいるが、
イーオーの記憶では、彼以外の雪人は確認されていない。
アルゴスは人間に友好的であり、人間と共に外部からの侵入に立ち向かった。
しかし、“束縛”の力によって、ゲルダに『地獄』を生み出してしまう。
人々は力を集めてアルゴスを捕まえ、つらら監獄に収容した。
当時のイーオーはまだ幼く、他の者達ではそれ以外に対処の方法がなかったのだ。
つらら監獄に封印されていたアルゴスだったが、
デボラ雪原のオーラが弱まり、雪が溶け始めた頃に彼は目を覚ました。
そして、脱獄するためにつらら監獄の封印を破壊しようとしている。