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フィールド
  • Part.1

    ハウル王国の貴族、ジスク家が治めていた領地

  • 古代の時代から闘争と戦乱が絶え間なく続いていたイーストランド大陸。
    そんな大陸の中心に位置するハウル王国の初代国王は、
    とある精霊と自分の信念である「調和と安定の追及」を国家の理念とし、政治を執り行った。
    それにより、イーストランドは長い間、闘争と反乱のない時代を過ごした。

    ハウル王国は領地制度を取っており、貴族たちによって統治が行われていた。
    その中でも王に最も認められているのが、南のジスク領地だった。
    ジスク家が長い間治めたその地は非常に豊かで、作物が生き生きと育ち、資源も豊富だった。
    そしてその豊かさゆえ、多くの勢力に目を付けられている地域でもあった。

    「先祖代々守ってきてくれたこの地―これからも子孫がその意志を継ぎ、守っていく。」
    ジスク家の人々はそう信じていた。
    だが、絶対悪であるデイモス教団により、その意志は脆くも崩れ去ってしまうのだった。

  • Part.2

    忘れられた地

  • 時間は流れ―かつて繁栄を誇ったジスク領地は人々の記憶から忘れ去られていた。
    唯一生き残ったジスカドを除いて。

    ある日、ジスカドはジスク領地の噂を耳にする。
    「旧ジスク領地でデイモス暗黒城国の兵士達が全て消えた。」と。

    噂の真相を確かめるため、ジスカドはジスク領地の視察者を募るが、
    訪れた者に謎の幻影と苦痛をもたらすとされるその場所に、わざわざ行きたがる者はいなかった。
    まるで外からの訪問者を拒むような噂。ジスカドは何者かの意図さえ感じていた。

    こうしてジスク領地は不吉で、誰からも忘れ去られた場所となったのだった。

2人インスタンスダンジョン
  • Part.1

    かつて巨大な隕石が落下した、何も無い場所

  • 空から落ちてきた巨大な星は、大地を炎で埋め尽くした。
    地上の生命を全て消滅させた後、煙の中から姿を現したのは巨大な岩とクレーターだった。
    かつて空で輝いていた偉大な星。その姿は神秘的であり、寂しそうでもあった。

    かつて星であった巨大な岩石を見た者達は、この感情を「虚無」と呼び、
    この感情を呼び起こす岩石を「虚無の星」と呼んだ。

    その星はいつの間にかジスク領地の象徴と中心となった。
    この場所から採集される隕鉄は他の金属より丈夫で、強力な武器や装備の材料になった。

    こうしてジスク領地は、特別な隕鉄の産地として繁栄することとなった。

  • Part.2

    他の世界の痕跡が隠れている地上最後の星

  • 暗黒戦争以降、ハウル王国は滅亡し、ジスク領地もデイモス暗黒城国の手中におさまった。
    デイモス教団の信者達は、虚無の星にある隕鉄を採集し、新たな武器を作り始めた。
    イーストランドの繁栄のために使われていた隕鉄は、今度はその大陸の生命を奪うために使われることとなったのだった。

    時は流れ―隕鉄を採集する者達の姿が消えた。駐屯していた兵士達も撤収しているようだった。
    彼らの動きに怪しさを感じた光の連合ルーメンは調査を行ったが、特に何も見つからなかった。

    デイモス教団の者達も去り、ジスク領地から人が消えた。

    そんなある日、妙な噂が流れ始めた。

    虚無の星の中でおかしな存在が見つかった、と。
    他の世界から来たと思しきその存在が、星に近づく存在を拐かし、虚無と恐怖を与えている、と…。

6人インスタンスダンジョン
  • Part.1

    真実についての伝承が伝わる陰鬱な湖

  • 遠い昔から、その湖には奇妙な言い伝えがあった。
    「湖は真実を求める者に試練を与え、試練を克服した者に真実を授ける」
    言い伝えを信じる人々は湖の前に行き願ったが、真実を知ることは無かった。

    この言い伝えについては、こんな噂もあった。
    試練に耐えられなかった者達は湖に身を投げて命を落とし、
    たとえその命が助かったとしても―全てを忘れていた、と。

  • Part.2

    真実を求めない者達に必要な真実が隠されている場所

  • 湖にまつわる不吉な噂が広まったのは、デイモス暗黒城国の兵士達が領地を占領してから、とも言われていた。
    それが真実であろうとなかろうと、噂は続いていた。

    その中で一つ、不思議な話があった。
    湖の中心に巨大な炎が燃えているという噂だ。
    しかし、その理由については誰も知らなかった。

    その炎はただ静かに湖面を照らすだけ―。
    それだけが、たった一つの確かなことだった。