ジェレニス魔法学園理事長
私立第一魔法研究所出身で魔法庁所属の有能な男性魔法使い。
風属性魔法が得意で、とある魔法教科書には彼の名前が記載されている。
現在は魔法学園ジェレニスの理事長として、学園に関する仕事に携わっている。
その美しい容姿のため、幼いころからあらゆる女性から愛されたが、生来の浮気グセで傷つけてしまうこともあった。
研究に没頭するため魔法研究所に入ったものの、気付がけば帝国の魔法庁所属になっており、
そこで研究所出身の魔法使い達の仕事を手伝っていたら、研究には関係ない仕事まですることになってしまっていた。
仕事は順調そのものだったが、全てがうまく行くわけではなかった。
仕事の一環で愛する恋人クロリスの左遷に手を貸してしまい、破局してしまったのだ。
やがてゼフィロスは魔法学園ジェレニスの理事長に就任し、そこで学園長として働いていたクロリスと再会するのだが、
二人は「ただの学校関係者」―それ以上でも、それ以下でもない状態でいる。
時間は流れ、学園祭の季節。
学園祭の準備中、学園に不穏な気配が漂い始める。
ゼフィロスは生徒を守るため、魔法修練館の外へと退避させるが、自身は逃げ遅れてしまう。
オーラの余波を直に受けてしまったゼフィロスは、巨大な壁掛け時計と融合してしまったのだった。