アイコンクリックでモンスター情報の詳細を確認できます。
数多の消えた古代神達がかたどられた石像あった場所に 一つの異質な石像があった。 その場所を見つけた人々は石像の姿を忌避し、 他の場所へと動かそうとするも、覚醒した石像が暴れ出して人々を襲った。 それにより、たくさんの死者や負傷者が出たことで、 この石像には悪魔が宿っているという噂が広まってしまった。 実は石像に宿っていたのは悪魔ではなく、「捩じれた者」だった。 運悪く石像の中へと閉じ込められ、 それを下等な人間達が触れたことが気に入らなかったのだ。 そういった人間達でさえ訪れることのない時の中へと閉じ込められていたが、 過去の痕跡を持つ者の気配を感じ、 はるか昔に抱いていた執着が再び芽生え始めた。
少女はかつて友達だった巨人の言葉をその心の奥底に刻んでいた。 「武器というものは使う者の意志によって使い方が変わる。 大切な何かを守ることもあれば、誰かに害をなすこともあるのだ。」 それは誰もが理解している言葉だった。 少女は巨人の意思を十分に理解していたため、彼を手伝い、そのすべての武器を試していった。 武器達の主人が見つかることを祈って始めたことだったが、 ほどなくして少女の意思は崩れてしまうことになる。 そのままの状態で過ごすのではなく、 残った巨人の遺産を守るためにその心を正すべきだった。 折れてしまった心を炉にくべ、作られた鋼に焼を入れて成型する。 そうして鍛え上げられた心を燃やし、巨人の遺産を狙うすべての者を倒すことを誓った。
巨大なプリリンパパの姿をかたどった石像。 ヘレポール要塞で石像を作っていた誰かが、 石像の制作を邪魔されないように作ったと噂されている。 そういった事情を知らない人々が巨大神の石像に近づいたことで、 笑顔のプリリンパパ巨像に追いかけまわされたらしい。
好奇心旺盛で意地悪な下級悪魔の集団。 彼らの存在を面倒に感じたドミトリーに追い払われるも、 勝手に付いて来て、リンドス聖域に閉じ込められてしまった。 思考や行動は単純で、まともにしゃべることすらできないが、 他の悪魔や魔族ですら追い払うことに手間取るため、 あのルクスさえも彼らを避けているとか。
究極の面倒くさがりのため、静かにじっとしていることを好む悪魔の一族。 些細なことでも深刻なストレスを受けて暴走する傾向がある。 ルクスの登場で騒がしくなった魔界を離れ、 静かな場所を探してリンドス聖域まできたが、どうやら選択を間違えてしまったようだ。 そこには自分達より強い悪魔がいたため、彼らに服従を強いられてしまったのだ。 好き勝手にストレスを解消してもいいという許可をもらえたことだけが幸いだったようだ。
好物の金属を口に入れて溶かして食べてしまうモンスター。 持ち主が見つからなかったり、欠陥がある武器を処理させるためだけに育てられたようだ。 本来は温厚な性格のため、餌の奪いあいなどで争うことはなかったが、 巨人が消え、食べ物が不足しはじめたことで気性が荒くなってしまった。 臭いを嗅ぎつけると、遥か遠くから走ってくるほど金属への執着が強い。
匠により精魂込めて作られた剣。本来なら偉大なる精神が宿るべきものだが、 試作の段階での完成度が低く、魔族の血に執着する傾向をみせたため破棄された。 しかし、とある理由で消えるべきだったそのエゴが消えなかった上に、 不用品扱いされたことに憤怒し、次々と破棄される武器へと伝染して個体数を増殖させた。 結局、匠がエゴソードに仕事を与えることで落ち着いたとのことだが、 このエピソードはすべてエゴソードが自ら語った話のため真実かは定かではない。
ティレニアに似た小さな個体。 ある種の邪念が精霊へと変貌し、リンドス聖域をはじめとした全区域を守っている。 強靭なティレニアの子供の頃の姿が投影されたことで、小さくてかわいい姿をしているが、 自分が愛して暮らしている場所を守るためならば、躊躇なく敵に襲いかかる。 ティレニアがさまざまな武器を扱うことができるため、 投影されたティレンも同じように扱うことができる。