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強大な魔力によって深淵に封印されし禁書
この禁書に何が記されているのかは誰も知らない。
今まで一度も禁書に手を出そうとした者などいなかったからだ。
ある偉大な魔法使いは、世界の真理を見つけるもそのまま世に出すことはなかった。
しかし、一人の愚かな魔法使いがその心理を貪り、
神がいない世界でも自分にできることがあったと喜んだ。
冒険者の活躍により、その野望が崩れ去ろうとしても、
愚かな魔法使いは、再び禁書の力を使うことを決意する。
今度こそ、本物の怪物の姿となって。
グラスタンに流れる不穏な噂の正体
魔法書が収められている倉庫のどこかには、絶対に手を出してはならない禁書があった。
その禁書から流れ出る力によって、ある魔法使いが命を落としたというのだ。
当時のリノル皇帝は、その噂は一時のものに過ぎないと一蹴していた。
しかし、時が経っても消えることのないその噂に対し、魔法庁に調査を命令することとなる。
結果として魔法庁もただの噂だと断じたことで、その噂は自然消滅したように見えた。
時は流れ…グラスタンに不穏な風が吹く。
それを感じた高位魔法使い達が、急いで庁舎の秘密倉庫へと向かった。
そこで彼らが見つけたのは、封印が解かれた一冊の魔法書だった。
魔法使い達が急いで封印を試みるも、
その時の魔法庁舎の時間は、既に彼らのものではなかった。
封印が解け、目覚めた力が思念体へと変わり、
彼らが持つ”すべて”を吸収してしまったのだ。
魔法庁で働く神秘のミミズク。
魔力を持つことから、たまに魔法使いの手伝いをしている。
愛称は「法師様」。
魔法庁が怪しい力に浸食されたことで、ミミズク法師達の精神も浸食されてしまった。
方々に飛び出し、血眼になって特定の対象を追いかけたり、捜し回ったりしている。
魔法庁所属の末端魔法使いを装った、私設研究所所属の研究員達。
魔法庁に怪しい力が現れると、急いで証拠になりそうなものを持って逃げようするも、
その力に浸食され精神が崩壊してしまった。
そして、その罪の対価を払うかのように、怪物の姿となり来る者を迎えることとなる。
魔界で純粋な魔力だけにこだわり続ける一族。
力だけに執着する一部の魔族を野蛮と感じ、
彼らとは違う考えを持つ自分達は、高貴な存在であると考えている。
だが、ルクスの存在を無視することはできないので、しぶしぶ護衛要請を受けている。
実は何を護衛するのか正確にはわかっていないが、
それがいい物であれば、適当に盗んで鏡の中に入れようと企んでいる。