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運よくアイエ島から逃げ延びた者はこう語った。
「アイエ島には、“魔女”が棲み着いている」
「その“魔女”は、古の伝説に語られる“海の怪物”によく似ていた」
「島に住む人形を従え、生きた人間を見つけると、どこかへ連れ去っていく」
その存在は、自らを「スキュレー」と名乗っていた。
かつて、プレイオスを襲う悪魔と戦った勇者の名を――
怪物の姿をしたエウガモン劇場の劇団員。
グラウコスが演じる劇の内容は、愛する女性を助けるために呪われ
怪物の姿となった男が、様々なすれ違いから勇者と戦う物語である。
勇者を演じる存在を待ちながら、日々芝居の練習に励んでいる。
しかし、未だ勇者役にふさわしい演者は現れない。
これまで、グラウコスに立ち向かい生き残れた者がいないが故に。
エウガモン劇場を守る鳥の形をした巨大なぬいぐるみ。
開演の時間が近づくと、島を一周して観客を呼び集める。
呼びこんだ観客以外に劇場を訪れる者を見つけると、
劇を盛り上げることのできる存在かの選別が始まる。
謎の言語で歌を紡ぎ、相手を混乱させる妖精。
かつて島に招待された女性の魂が、妖精と混ざって生まれたと言われている。
彼女は、ただひとりの“運命の相手”のために歌を歌い続けている。
しかし、“運命の相手”以外がその歌を聞くと、魂が崩壊する可能性もあるらしい。
靴下に綿を入れて作られたぬいぐるみ。
プレイオス大陸には、こんな童話が伝えられている。
古く破れたぬいぐるみ達が修復される際に、持ち主の愛によって命が授けられる。
ただし、このアイエ島にいるぬいぐるみ達は、
自分を捨てた主への復讐心から、人間を見つけると襲いかかる。
人間界に派遣された「監視者」や「追跡者」によく似た悪魔。
彼らは下級悪魔達が統率を失い暴走してしまわないよう、
魔界の上級魔族に状況を伝える耳としての役割を持っているらしい。
かつては「ネレイス」のゲート周辺に現れ、騎士団と交戦したこともあるようだ。