平凡な村に暮らす小さな子どもの前に、突如としてその“扉”は現れた。
好奇心に導かれるままに、小さな手は“扉”を開けてしまう。

その瞬間、子どもは見知らぬ場所へと転移させられていた。
異なる空間、異なる時間、そして異なる『世界』が目の前に広がる。
不吉な風の吹く“運命”の終着点とも言える場所だった。

そこで“運命”は小さな子どもに、ひとつの『真実』を伝える。

「運命の扉」と、「イリス」という名の少女を守らなければ
すべての『世界』は崩壊の“運命”を辿る、と。

その子どもは、これが自らに与えられた使命なのだと理解した。
ならば、やるべきことは決まっている。

今度は自らの意志によって、目の前にそびえ立つ“扉”を開くのだ。

それは”新たな冒険の始まり”を意味していた。