ノルドスディアの最も北側にそびえる巨大な山、ケイオスフォール。
大陸の南北を行き来するための唯一の通り道だが、
そこには凶暴なモンスター達が棲息していると噂されており、
許可のない者は足を踏み入れることさえ許されない。
蒼炎戦旗で「ティアの密令」を手に入れれば、通行許可が下りるらしいのだが…。
アンクノワール達が駐屯する要塞「イーギス」。
彼らをよく思わない帝国本部は、イーギスへの補給物資を意図的に制限したが
帝国が与えた過酷な環境が、逆にアンクノワールたちの団結力をより堅固なものとしたのだった。
周辺の住民たちとの関係も非常に良好で、互いに共存してゆく関係を築いていた。
その団結力に支えられた堅固な要塞は、境界の防衛はもちろん、
クレアブランシュたちの襲撃にも十分耐えることができるだろう。
ベルーナ帝国の境界要塞イーギスと鉄道都市ライナッハを結ぶ鉄道「カテーナライン」。
パーラント王国滅亡後、旅人や輸送車が盗賊団によって襲撃される事件が頻発している。
クレアブランシュ達による盗賊団殲滅作戦が幾度も実行されているが、事態は一向に収まる気配を見せない。
非常に危険な地域であるため、この一帯では複数人で行動することが推奨されている。
ベルーナ帝国の鉄道の拠点「鉄道都市ライナッハ」。
商人や鉄道の乗客が大半を占めるその都市は、賑やかな喧騒に包まれている。
しかしその一方で、様々な事情を持つ人々が出入りすることから、凶悪な犯罪や事件が後を絶たない。
帝国の精鋭「クレアブランシュ」が事態の収拾にあたっているが、
パーラント王国滅亡後、状況は更に悪化の一途を辿っている。
時には人々を巻き込む過激な手段が取られることもあり、一見賑やかな都市の根底には不穏な空気が漂っている。