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密やかに図書館に漂っていた魔力と 作家達の創造性が共鳴し、暴走した。 そんな共鳴者を求めていた様々な感情や インスピレーションは行き場を失い、 園内の遊具やおもちゃから宿り木を探し始める。 そして選ばれた片隅にうず高く積み上げられていた 数十個のカラフルなタイヤが合体し、 巨大モンスター「タイヤマン」となった。 タイヤマンは、子供達のための遊具になれたことに勝手に歓喜した。 暴走し過剰に煌めいたインスピレーションに突き動かされ、 手入れの行き届いた公園の平和を、無慈悲に蹂躙し始めた。
ネクターサーカス場に幽閉されていた正体不明の魔獣。 今日までこの魔獣の存在を想起させる痕跡はおろか、 不穏な噂ひとつ流れたことはなかった。 そのため、誰もラシュエット街にこのような脅威が潜んでいるとは 微塵も疑わなかったのだ。 しかし、「レオ」と「マロン」の名が声高に叫ばれると、 静寂に包まれていたサーカス場を切り裂くように 獣の咆哮が響き渡り、逃げ場のない殺気が 辺りを侵食していった。
子供達の夢を乗せて走る馬型の遊具 色とりどりの感情とインスピレーションが宿ったとき、楽しそうに体を揺らす。 スプリングポニーは自分を鳥だと自認しているため、自由に空を飛び回る。 予想に反してスイスイと飛ぶため、秩序を失った公園はいよいよ収拾がつかない。
有名工房の匠によって制作された飛行機型の遊具 特別な力が機体に宿ったことで、 しきりに虚空海の外側まで飛んでいこうとする。 そもそも飛行用に作られた機体ではないため、いつ墜落したとしても、不思議ではない。
プリリンがデザインされた大きなミニカー 他のおもちゃや遊具のように目を覚ましては、あてもなく動き回っている。 自らの意思で走れることに感激し、 もはや誰にも止められないほどの速度で疾走している。
かつての悲しい伝承を追想した、長い首をのばす恐竜の滑り台 彼らが動く度、その首からは悲鳴のようにキィキィと軋む音が漏れる。 子供達をその背に、その首に、幾度となく乗せてきた証だろうか。