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異世界の女神マアトが、エトワールを祝福するために訪れた。
その時に 見栄を張って贈られたのが、
黄金を纏った神秘的な宝石だった。
この世界も、かつての「ラ」の世界のように、
公明正大な者達で溢れる世界になることを願いながら…
プリリンに似た神を模した大きな座像を作った人々がいた。
彼らは平穏で幸せな暮らしができるようにと、座像に祈り続けた。
すると、その祈りに神が答えたのか、
いつの間にか座像には神秘的な力が宿っていた。
善人には幸せを、
悪人には再びやり直す機会を与える、そんな大切な力だった。
如何なる存在の悪魔が暴れようとも、
この神秘の紐に縛られては動くことすらかなわない。
勇者が最後の一撃を繰り出す、その刹那の瞬間、
悪魔は自分を見つめる小さくか弱い神に囁いた。
「この紐ならば貴様も縛れるだろう」と。
その一言から生まれた神の動揺を見逃さなかった悪魔は、
戒めから逃れ、勇者の命を奪ったのだった。