Part.1
全ての世界に影響を与える偉大な場所
“覚醒”した少女が、神の席を継いだ時、
とある空間から流れる不思議な力の存在に気が付いた。
そこは、全ての世界の秩序が保たれるよう
ほんの僅かな影響を与え続けている小さな空間。
少女は、自身もそうした存在になれるよう、
やがては自分の力がその場所にも届くように願った。
そして、ようやく神の姿へと生まれ変わった少女は、
古代神の息吹に満ちたこの空間の真の存在理由を知る…。
Part.2
目覚めと眠りを繰り返す時間
とある女神は、自身が眠りにつく場所を探していた。
今、眠りについても良いのか、その不安はいつまでも拭えない。
しかしすでに希望は見つけている。女神はそう信じていた。
そして女神は、とある空間へと辿り着いた。
そこは、全ての生命のために存在する永遠の空間。
不吉な力が及ばない空間にて、
未来への希望を抱き、女神は眠りについた。
その希望を信じさせてくれた生命に
別れを告げることができなかったことを悔やみながら…。
Part.1
皆に平等な時間
新たな星が生まれては消えていくことを繰り返す中で、
神々は偶然とある空間を見つけた。
神さえも知らなかった、時を動かす精霊が溢れる場所。
神々は精霊達と共に、全ての生命のため、その場所を保護した。
そうして、神々は愛する星「エトワール」のために
特別な空間を創り上げ、“プネウマ”と名付けた。
“プネウマ”の中には、
さらに特別な空間が生み出されていた。
Part.2
平凡に流れる時間が溢れる神の空間
不平等な世界の中でも、時の流れだけは平等だった。
人間も動物も、そして神さえも流れる時間を止めることはできず、
過ぎてしまった過去を変えることはできない。
そんな時の流れを管理する精霊カイロスは、
とある女神に頼まれて、女神が休める時間の隙間を作り出した。
全ての生命が安心して暮らせるように。
Part.1
神が大切にしようとした時間
神々は、全ての生命がその一生を懸命に生きることを望んでいた。
そして、「クロノスの時間」とは異なる空間に着目した。
その空間を見て、神々は涙を流した。
過去と現在、そして未来…
様々な瞬間があらゆる感情を伝えてくれたのだ。
だからこそ、神々は消滅する時ですら、この空間を忘れずに守り続けた。
それこそが、エトワールを愛した神々の意志なのだから…。
Part.2
瞬間を記憶に変える機会と決断の場所
誰にでも大切な選択をする瞬間がある。
カイロスは神の意志通り、その瞬間に
全ての生命が勇気ある選択を行えるように助力をした。
そんな中、恩義ある女神から、
時間の隙間を創って欲しいと頼まれた。
しばらく考えを巡らせたカイロスだが、
自分もまた、この時間の領域に存在する者として
勇気ある選択を行った。